- 経理の知識を活かした転職先9つを具体的に解説!
- 実際に真剣に転職活動をしたからこそ書ける具体的な提案!
- 異職種への転職活動を行うなら転職エージェントの利用が必須!
今までの経理知識・経験を活かしながら違うことにチャレンジしたいなぁ
経理とは違う職種へと転職したい!
でもどんな仕事が良いのかいまいちイメージが付かない。漠然と「ちょっと違う仕事がやりたいなぁ」と思ってはいませんか?
- 経理はやりがいがあるけどステップアップしたい
- 経理が向いてないから違うことをやりたい
ポジティブな理由であれ、ネガティブな理由であれ、せっかく経理をやった経験があるのであれば、それを活かせる仕事をやりたいですよね。
この記事では、定番の転職先から意外と知られていない転職先まで、「経理知識や経験を活かして活躍できるフィールド」を紹介していきます。
最後まで読めばやりたいことや目指すべき道が見えてくるでしょう。
Contents
経理の知識・経験が活かせる転職先候補の異業種9選
経理の経験を活かして活躍できるフィールドを9つピックアップしました。
経理での転職を実際に経験したからこそ紹介できる転職先です!
- 会計コンサルティングファーム
- IR部門
- 経営企画部門
- 営業職
- ベンチャー企業のCFO候補
- 会計システム会社
- 開示支援会社
- 会計事務所
- 日系海外子会社の現地採用
【経理の転職先1】会計コンサルティングファーム
経理として会計問題に取り組んだ経験のある人におすすめなのが、会計コンサルティングファーム。
仕事内容は幅広くて、以下のようなものがあります。
- M&Aのサポート(財務デューデリジェンス)
- 決算早期化
- 国際財務報告基準(IFRS)導入サポート
- 新しい会計基準の影響調査
- 各種会計課題の解決
会計周りは何でも扱いアドバイスを行っていきます。そのため経理・会計の知識や経験をフルに使いながらプロジェクトを進めていくことが求められます。
会計コンサルは辛い働き方になることも多いですが、その代わり年収面では経理より高いです。
各社の会計に関する悩みを一緒になって解決していくお仕事だな。
- 会計に関する問題点の解決に取り組んだ経験のある人
- 人にアドバイスするのが好きな人
- 年収を上げたい人
- 会計に関する専門知識
- コミュニケーション能力
- 課題解決能力
【経理の転職先2】IR部門
会社の状況を株主や外部の関係者に伝える役割を果たすIR(インベスターリレーションズ)部門も経理の経験が活かせる職種です。
「財務諸表の内容を正確に理解し、わかりやすく伝える」これがIRの主な業務です。その時に経理で培った知識があると伝えるべきポイントが自然とわかるのです。
なので、人と話すことが好きな人におすすめやね。
- 人とコミュニケーションを取るのが好きな人
- 数値を分析して人に伝えるのが好きな人
- 会計に関する専門知識
- 開示関係の知識
- コミュニケーション能力
【経理の転職先3】経営企画部門
経理よりさらに経営的な視点に立って仕事をしたい人におすすめなのが経営企画部門。
会社によってその役割は少し違ってくるのですが、会社の脳と言われる非常に重要な部門です。
- 予算を作成する
- 中長期の経営計画を作成する
- 各部門から上がってくる投資案件を審査する
このように「経営者の方針を具体的に形にする」のが経営企画の仕事で、この仕事を進めていく際に経理知識があると非常にスムーズです。
- 経営的な視点を持って仕事がしたい人
- 数値の取りまとめが苦ではない人
- 予実算などの管理会計知識
- 数値の分析能力
【経理の転職先4】営業職
意外に感じるかもしれませんが、営業職も実は経理の経験が活かせる職種です。
例えば営業として得意先へ商品提案するときのことを考えてみましょう。
- その商品を使うと、他社の商品よりコストが○○円安くなります。
- 使い勝手が良いのでぜひ買ってください!
どちらが説得力があるかは一目瞭然ですね。
経理の知識を活かすことで具体的な数値を交えた説明ができるのです。
特に経営者になるほど「会社の利益に直結するかどうか」納得してもらうことが大切になりますので、数字に強いというのは武器になります。
でもブラック企業もあるから注意してね。
営業でブラック企業に入ってしまうとノルマがあったり詰められたりと本当に大変です。
ブラックな会社を避けてホワイト企業に入るためにも転職エージェントを使って転職活動を進めていきましょう。
- 経理とは全く違う仕事をしたい人
- 人と話したりプレゼンするのが好きな人
- 数字への感度
- コミュニケーション能力
【経理の転職先5】ベンチャー企業のCFO候補
ベンチャー企業にCFO候補として入社するのも有力な選択の一つです。
経理という一部門ではなく、経営者として数字を通して会社を運営していきたいという人にとっておすすめです。
最初は経理な総務、ITなど管理部門全般を任されることが多く、幅広い業務に関わることができます。
- ハードワークが求められる
- 責任が重くなる
- 自主的に課題を解決することが必要
かなり肉体的・精神的に大変ですから働くには覚悟が必要です。
一方で大変なワードワークの見返りとして、以下のようなメリットがあります。
- やりがいが得られる
- IPOまで達成すると大きな実績になる
- ストックオプションで莫大な利益を得られる可能性がある
- やりがいと責任のある仕事がしたい人
- 多くのお金を稼ぎたい人
- 仕事をするのが苦ではない人
- 会計の専門知識
- 会社を俯瞰的に見る視点
【経理の転職先6】会計システム会社
システムに興味があるという人は会計システム会社への転職もおすすめです。
あまりイメージが湧かないかもしれませんが、経理を行う上で会計システムは必要不可欠なもの。この会計システムの開発や顧客サポートを行い、経理を間接的にサポートします。
会計システム会社としては以下が挙げられます。
- 弥生会計
- freee
- マネーフォワード
- SAP
- オービック
- ディーバ
- 電通国際情報サービス
- スーパーストリーム
- システムに強い人
- 経理を間接的にサポートしたい人
- 会計の専門知識
- 会計システムの使用経験
【経理の転職先7】開示支援会社
決算短信や有価証券報告書などの開示業務を経験した人が活躍できるのが開示支援会社です。
開示支援会社は寡占状態で、以下の2つがほとんどのシェアを占めています。
- プロネクサス
- 宝印刷
開示支援会社は、文字どおり会社が開示を行うことを支援します。
例えば、有価証券報告書に記載漏れがないかをチェックしたり、開示に向けたスケジュール調整を行ったりするのが主な業務です。
開示項目は頻繁に改正されるので勉強するのが嫌いでないこと、多くの会社をサポートするのでコミュニケーション能力が必要です。
- 開示業務の経験がある人
- 開示支援会社の利用経験がある人
- 開示に関する専門知識
- コミュニケーション能力
【経理の転職先8】会計事務所・税理士事務所
経理の知識を活かして記帳代行をしたり、税務的なアドバイスを行ったりする会計事務所や税理士事務所も転職先しては人気があります。
- 月次決算・記帳代行
- 経営的なアドバイス
- 税務申告
- 相続税相談
- 税務調査対応
- 年末調整
仕事内容はこのように多岐に渡りますが、税務アドバイスが中心となることが多いです。
そのため、経理の中でも税務経験のある人におすすめです。
- アドバイスするのが好きな人
- たくさんの人と関わる仕事がしたい人
- 税務の知識・経験
- コミュニケーション能力
【経理の転職先9】日系会社海外子会社の現地採用
「英語を使って海外で働きたい」という人におすすめなのが、日系会社海外子会社の現地採用。
いきなり海外で働くのはハードルが高いかもしれませんが、全てをリセットして挑戦したいという人もいるので紹介しておきます。
日系企業の海外拠点で、経理ができる人の確保が課題となっている会社が結構あって、転職エージェントに聞いてみると意外に案件があるものです。
- 英語力
- 日本基準の会計知識
- IFRSの会計知識があるとなお良し
現地の会計基準がわからなくても何とかなりますので、海外に裸一貫飛び込んで見るのも選択肢としてはアリです。
- 海外で働きたい人
- 新たな環境に飛び込んでみたい人
- 英語力がある人
- 会計の知識・経験
- IFRSの知識
- コミュニケーション能力
経理から異業種に転職するには転職エージェントを使おう
この記事では経理の知識や経験を活かした転職先を9つ紹介してきました。
もう一度おさらいしておきます。
- 会計コンサルティングファーム
- IR部門
- 経営企画部門
- 営業職
- ベンチャー企業のCFO候補
- 会計システム会社
- 開示支援会社
- 会計事務所
- 日系海外子会社の現地採用
今の経理で不満に思っていることを解決できる転職先か?という観点で考えると成功しやすいです。
転職先の方向性が決まったら転職活動を進めていくわけですが、自分一人で進めていっても中々転職できません。
- 経理から経理に転職する
- 経理から違う職種に転職する
この2つを比較すると、難しいのは「経理から異業種に転職」する場合です。当然ですね。
理由は「なぜ経理ではなく違う業種を志望するのか」を明確にする必要があるから。応募書類や面接対策をしっかり行って、転職活動を進めていかないと失敗する可能性が高いのです。
そもそも経理だけの経験で応募できるかどうかも確認する必要がありますので、経理から異業種への転職を考えている場合には、必ず転職エージェントを利用するようにしましょう。
以下の記事で紹介している転職エージェントは、経理から異業種への転職にも強いので、ぜひ一度相談してみてくださいね!(電話面談などオンラインにて相談可能です)
- MS-Japan:経理に強い転職エージェント
【公式】http://www.jmsc.co.jp - DODA:幅広い案件から選べる
【公式】https://doda.jp - JACリクルートメント:年収アップならココ
【公式】http://www.jac-recruitment.jp