- 失敗しない会計士の転職活動の全手順がわかる!
- 会計士が使うべき転職エージェントとその理由をわかりやすく解説!
- 転職エージェントを利用して転職した先輩会計士の声を公開!
監査法人を辞めたい!監査がつまらない…でもどうやって転職活動していけば良いの?
会計士試験に合格したからとりあえず入った監査法人。
- 修了考査が終わって正式に公認会計士になったタイミング
- チームから抜けるタイミング
- 毎期増える監査手続きに嫌気が差したタイミング
色々なタイミングで、監査法人を辞めようかな…違うキャリアに行こうかなと考える人は多いでしょう。
でもいざ辞めようと思った時に問題になるのが「どうやって転職すんの?失敗したくないんだけど…」ということ。
- 転職したら給料がめちゃくちゃ下がった
- 思ってた仕事と違って自分に合わなかった
- ブラック企業だった
- 会計士としての知識を全く活かせなかった
このような理由で、転職したけど監査法人に出戻りする人もいます。
この記事では会計士が「失敗しない転職」を実現させるための手順と使うべき転職エージェントを紹介します。
最後まで読めば、「どこ」の転職エージェントを「どのように」選んでいけば良いかがわかります。転職活動の成否を握る情報ですので、ぜひ最後まで読んで行動に移してみて下さいね。
先にこの記事で紹介しているおすすめ転職エージェントの一部をお見せしておきます!
評価:5.0 ★★★★★
業界大手のマイナビが運営する会計士に特化した転職エージェント。大手のノウハウを活かしながらも深い業界知識に基づくアドバイスが受けられるおすすめNO.1!
評価:4.5 ★★★★★
管理部門・士業に特化した転職エージェント。豊富な転職支援実績に基づくアドバイスに定評あり。事業会社に興味がある人は登録必須!
評価:4.0 ★★★★
会計士だけでなく幅広い業種・職種をカバーしている転職エージェント。求人の量や質が高く、またサポートも手厚いので初めて転職活動を行うなら登録しておくべき!
最後まで読む時間がない人は…
早く転職活動を進めたいという人は以下のステップに沿って進めましょう。
Contents
会計士向け転職エージェント選び3つの手順
転職エージェントといっても大手から小規模のところまで色々あるのが現状です。
その中から良いところを選んでいく必要があるのですが、3つの手順で選ぶと自分に合わないエージェントを使ってしまうということはありません。
転職エージェントを選んでいく上で知っておいて欲しいのが、転職エージェントは大きく2つに分かれること。
- 総合型転職エージェント:幅広く様々な業種・職種の転職を扱う
- 特化型転職エージェント:ジャンルに特化した転職を扱う
総合型転職エージェントは案件が多いけど会計士の転職市場に疎い、特化型転職エージェントは会計士の転職ノウハウを持ってるけど案件の幅が狭い、という特徴があります。
ではこの転職エージェントを「どう選んでいけば良いか」について3つの手順で紹介していきます。
手順1|希望の転職先や実現したい条件をある程度明確にする
転職活動を始める前に行って欲しいことがあります。
それは自分のやりたいことや転職で達成したいことを漠然とで良いのでイメージしておくこと。
- 希望の転職先
- 実現したい条件
転職活動では、この2つの組み合わせで会社を絞り込んでいくことになります。
希望の転職先
興味のある分野とは「将来どんなことをやりたいか」「どんな会社に行きたいか」ということです。
- 会計事務所で税務をやってみたい
- コンサル会社に行きたい
- 外資系企業に行きたい
- 商社に行きたい
- 大手上場会社で経理がしたい
- ベンチャーでIPOに関わりたい
実現したい条件
実現したい条件とは「転職活動でここだけは譲れない条件」のことです。
- 年収は600万以上が良い
- 残業が少なくライフワークバランスを実現したい
- 英語を使った仕事がしたい
- 地方勤務がない仕事が良い
- 多少忙しくてもガンガン経験を積んで行けるところが良い
以下の記事で「会計士の転職先の選び方」を紹介していますので、イメージが湧いてない人は参考にしてみて下さい!
会計士の転職先15選|失敗しない転職活動は「やりたいこと×譲れない条件」がポイント手順2|複数の転職エージェントと面談する
自分の希望を明確にした後は、転職エージェントと面談をしていきます。
ここでのポイントは先ほど紹介した「総合型転職エージェント」と「特化型転職エージェント」の両方を利用すること。
総合型エージェント | 特化型エージェント | |
メリット |
|
|
デメリット |
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|
特化型の深い業界知識に基づくアドバイスと総合型エージェントの案件の多さ。この組み合わせを活用することで失敗の可能性が低くなります。
そしてここからが大事な点。総合型エージェントと特化型エージェントを少なくとも2つずつ以上は利用するようにしましょう。
転職エージェントは二人三脚で進めていく担当者との相性が非常に重要です。どんなに評判の良い転職エージェントでも担当者との相性が最悪だったら、それは自分にとっては最悪の転職エージェントです。
手順3|相性の良いエージェントを利用する
最初は総合型転職エージェント2社、特化型転職エージェント2社と面談を行います。
希望を聞かれて…マッチする案件を紹介してもらって…と大体こんな流れなのですが、担当者に対する印象は違うはず。
- 総合型転職エージェントの担当者2人を比べてみて良い方を利用する。
- 特化型転職エージェントの担当者2人を比べてみて良い方を利用する。
2つずつ転職エージェントを利用する肝は、担当者を比較することにあります。比較することでその担当者が自分に合っているかどうかがわかります。
逆に比較せず一人に頼ってしまうと、相性が良くないのに転職活動を進めて失敗する。こんな結果になりかねません。
転職エージェントを切る方法は簡単で、連絡を取らなければ良いだけです。
たまに連絡が来ることがありますが、その時は「他のエージェント経由で転職が決まりそうなので、これ以上の連絡は不要です」と言えばOK。
会計士に強いおすすめ転職エージェント比較ランキングTOP5
では、どこの転職エージェントを使うべきか?
会計士の転職で使うべきおすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介していきます。
以下の基準で独自にランク付けしているよ。
- 求人の量と質は十分か
- 業界知識が豊富かどうか
- 転職ノウハウを持っているか
- ある程度の規模があるかどうか
ランク付けにあたっては「求人の量と質」「業界知識」「転職ノウハウ」は言わずもがなですが、「規模があるかどうか」も重視しています。
- 会計士の転職支援実績が豊富であり、転職ノウハウが溜まっている
- 利用者数が多いということはサービスの満足度が高いことを意味している
- 色々な求人情報が集まってきているため特定の案件をゴリ押しされる心配がない
規模が大きければ大きいほどこのように言えるからです。
- マイナビ会計士:大手が運営する会計士専門
【公式】https://cpa.mynavi.jp - MS-Japan:管理部門の転職に特化
【公式】https://www.jmsc.co.jp - DODA:求人の量と質、サポートとバランスが良い
【公式】https://doda.jp - JACリクルートメント:年収アップしたいならココ
【公式】http://www.jac-recruitment.jp - リクルートエージェント:求人の量が多い業界最大手
【公式】https://www.r-agent.com
それぞれ特徴を説明していきます!
【1位】マイナビ会計士:大手が運営する会計士専門
マイナビ会計士は、新卒採用で有名なマイナビグループが運営している会計士専門の転職エージェントです。
大手総合エージェントグループでありながら会計士特化型の一面も持ち合わせているハイブリッド型。
マイナビ会計士の特徴は以下の4つです。
- 会計士業界に精通したキャリアアドバイザーによる手厚いサポート
- 利用者の満足度は何と95%!
- 独占案件を含む80%以上の優良な非公開求人
- 推薦状の作成で企業へアピール
キャリアアドバイザーの質が高く、マイナビの中でもエース級の人材が転職をサポートをしてくれます。
求人の量・質ともにバランスが取れていますので、マイナビ会計士を軸として転職活動を進めていけば、失敗することはまずないでしょう。
【2位】MS-Japan:管理部門の転職に特化
MS-Japanは管理部門に特化した転職エージェントです。
首都圏の求人情報が多いので地方在住の会計士にはおすすめできませんが、首都圏の方は特化型エージェントとして利用しておくべきです。
MS-Japanの特徴は以下の3つです。
- 管理部門・会計士転職に特化した深いキャリア相談ができる
- 転職相談会に気軽に参加可能
- 会計士のニーズに合う求人が豊富
管理部門の転職サポートに特化しているだけあって、会計士が行きたいと思える求人が本当に多くあります。
会計士の業界知識を豊富に持っており最初に面談すると転職の方向性が決まります。
【3位】DODA:求人の量と質、サポートとバランスが良い
DODAは業界最大手の転職エージェントの一つです。
幅広い業種を扱っているので、会計士業界の知識面ではちょっと弱いところがあります。
でもそのデメリットが気にならないくらい非公開求人の量・質、サポートの質、全国対応という点が魅力的です。
DODAの特徴は以下の3つです。
- 非公開求人の量・質が抜群
- 転職サイトと転職エージェントをセットで利用可
- 全国対応で地方在住も会計士もOK
会計士や経理専門ではありませんが、転職支援実績が豊富。「合格させるノウハウ」に基づく書類添削サポートが受けられます。
履歴書や職務経歴書の書き方がわからない場合には、DODAのキャリアアドバイザーに相談しながら叩き台を作っていくと良いでしょう。
【4位】JACリクルートメント:年収アップしたいならココ
JACリクルートメントは会計士などのハイスペック人材の転職サポートに定評があります。
紹介される案件は多くないので、たくさんの企業から選びたいという人には向いていません。綿密なカウンセリングによるピンポイント案件の紹介、特に年収アップを得意としています。
JACリクルートメントの特徴は以下の3つです。
- 会計士が応募したくなる魅力的なハイクラス求人
- 深いカウンセリングに基づくピンポイントな求人紹介
- 労働環境など求人票ではわからない情報の提供
年収アップさせたい!外資系に転職したい!という人にはぴったりです。
会計士なら使うべきと思います。マッチングの質を重視したカウンセリングを行うので、どの企業が自分に本当に合うのか新たな発見があるはず!
そのおかげで登録したら徹底的に転職候補者と向き合ってくれるんだ。
【5位】リクルートエージェント:求人の量が多い業界最大手
リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントです。
機械的なオペレーション、コンサルタントの質がピンキリというデメリットはあるものの、案件の多さはやはり魅力的。
リクルートエージェントの特徴は以下の3つです。
- 業界最大手で転職支援実績No.1
- 非公開案件を含む求人数が非常に多い
- 大企業からベンチャー、外資まで幅広く対応
業界最大手だけあって案件が集まってくるので、リクルートエージェントだけが持っている独占求人があります。
そのため、幅広い企業の中から選びたいという人には外せません。
リクルートエージェントで求人数を確保してから他のエージェントを利用すると求人が漏れなく網羅できます。
【体験談】先輩会計士の声|転職エージェントを利用した成功例
転職を成功させるためには、転職エージェントが重要だという話をしてきました。
実際に転職エージェントを利用して転職した先輩会計士の声をご紹介します。
事例1|35歳男性会計士の転職体験談
活動を共にする転職エージェント選びが重要
転職活動を一度失敗した経験から言えることは、活動を共にする転職エージェント選びが結果の成否に直接的な影響を及ぼすということである。当然、キャリアストーリーの構築や自己研鑽は当然の前提であるが、どこの会社であれば力を発揮できるのか、企業風土は合っているのか、双方のニーズにミスマッチはないのか、これらを自己努力だけでフォローすることは困難である。当然に転職のプロフェッショナルである転職エージェントの力を借りることになるのである。
そして、エリートネットワークは、この最も重要な “マッチング” に長けていると感じる。まだ私の新たな挑戦は始まったばかりであるが、とても良いご縁をいただけたと心から感謝している。(エリートネットワーク)
事例2|31歳女性会計士の転職体験談
書類作成からフォローしてもらえた
初めての転職活動でしたが、書類作成からしっかりとフォローしてもらい、非常にスムーズに用意もできました。また、仕事柄繁忙期がどうしてもある中でムービンの担当者の方はそこを理解していいただき、スケジュールもきっちり管理してくれたことは大変ありがたかったです。(ムービン)
事例3|20代女性会計士の転職体験談
入社前のイメージングができた
初めての転職で不安な面も多かったのですが、MS-Japanのキャリアアドバイザーに親身になって相談に乗っていただき、安心しました。また、先方の企業情報や働いている方々の人柄まで詳細に情報を伝えていただいたので、入社前のイメージングもしっかりとできました。入社後のフォローも行っていただき、今は徐々に業務にも慣れ、落ち着いて働くことができています。(MS-Japan)
- キャリア相談
- 書類添削、面接対策
- 面接日程の調整
- 年収交渉
時には頼れる相談相手として、時には自分の代理人として、色々と立場を変えながら転職活動をサポートしてくれるエージェント。
転職活動をするならエージェントを使う。
これが本当に重要なんです。
会計士の転職活動と転職を成功させる要素
転職エージェントを使って転職活動をしていくと有利になることについて、違う面からも説明しておきたいと思います。
転職活動のやり方3つとメリット・デメリット
会計士が転職活動をする方法には、大きく分けて3つ。
- コネで転職
- 転職サイト(スカウトサービス)を使って転職
- 転職エージェントを使って転職
それぞれ以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
コネ |
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転職サイト |
|
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転職エージェント |
|
|
メリット・デメリットを踏まえると、それぞれの方法についておすすめの人は以下のとおりです。
- コネ:現場には満足していないけど転職活動が面倒臭い人
- 転職サイト:条件が明確に定まっていて、一人でガンガン転職活動を進めていける人
- 転職エージェント:転職のプロの力を借りながら良い企業に手間をかけず転職したい人
コネは持っていないことが多い。ほとんどの人は仕事をしながら転職活動をしていかなければいけないので時間的制約がある。
とすれば、転職エージェントを使うのが最も効率的と言えます。
転職エージェントは「3つの鍵」を持っている
転職エージェントは「失敗しない転職」のために必要な要素を持っています。
その要素とは以下の3つです。
- 求人数・求人の質
絶対的な求人数がなければ自分の希望に合う会社出会える確率は低くなります。また、求人の質は選択肢を増やすためにも大切です。 - 業界知識
転職は気軽にするものではなく、将来のキャリアプランが大切。そのキャリアプランに基づくマッチングをするためには業界に関する深い知識が必要不可欠です。 - 転職ノウハウ
行きたい会社があっても合格しなければ行けません。良い求人はライバルも多くなりますので、合格確率を1%でも上げる転職ノウハウが必要となります。
この3つの要素を、それぞれの転職活動方法ごとに比較してみます。
求人の量と質 | 業界の知識 | 転職ノウハウ | |
コネ | 少ない | 少ない | 不要 |
転職サイト | 多い | 少ない | 少ない |
転職エージェント | 中〜多い | 多い | 多い |
転職を成功させる要素を一番多く持っているのは転職エージェントであることがわかりますね。
なので、よりこの3要素が重要になってくるんだ。
まとめ:監査法人を辞めたいなら転職エージェントを使う
この記事では、会計士の転職活動手順とおすすめの転職エージェントについて紹介してきました。
もう一度おすすめの転職活動ステップをおさらいしておきましょう。
転職エージェントを選ぶ上では、
- 会計士の転職市場に詳しいこと
- 相性の良い担当者と出会うこと
が大切になります。
会計士の転職支援実績が豊富なエージェントを複数利用して、その中から相性の良い担当者のいるエージェントを使って転職活動をしていく。
このようにすることで失敗する可能性がグッと減ります。
- マイナビ会計士:大手が運営する会計士専門
【公式】https://cpa.mynavi.jp - MS-Japan:管理部門の転職に特化
【公式】https://www.jmsc.co.jp - DODA:求人の量と質、サポートとバランスが良い
【公式】https://doda.jp - JACリクルートメント:年収アップしたいならココ
【公式】http://www.jac-recruitment.jp - リクルートエージェント:求人の量が多い業界最大手
【公式】https://www.r-agent.com
転職活動をこれから始めようと思っている方、転職活動を少しずつ始めているけど転職エージェントは使ってなかった方は、ぜひこの記事を参考に動き出してみてください!
(補足)会計士の転職ノウハウ
いざ転職しようと思っても、会計士ならではの疑問や怖さが出てくることでしょう。
ここからは失敗しない転職を実現させるために必要となる「会計士の転職ノウハウ」をお伝えしていきます。
会計士が監査法人を辞めるベストなタイミング(時期)とは?
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会計士の応募書類(履歴書・職務経歴書)の書き方
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会計士転職の面接対策|転職理由や志望動機・自己PRの作り方
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会計士転職に有利なスキル・資格・TOEIC
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