「どの商品をおすすめしようかな」
「訪問してくれた人の悩みを解決できる商品はどれだろう」
月10万円稼ぐミニサイトの作り方を紹介していくシリーズ。ざっくりしたミニサイト作成の流れと参入すべきジャンルについては過去の記事をご覧ください!
今回は、アフィリエイトの商品選定について説明していきたいと思います。商品選定とは、文字通りアフィリエイトサイトで推す商品を選ぶ作業です。
ジャンル選定に失敗するといつまでたっても稼げないよ!という話をしましたが、商品選定にも同じことが言えます。推す商品を変えるだけでサイトの売上はガラっと変わるのが普通です。
アフィリエイトの良いところは、売る商品を自分で選べることだよ。
「他社製品と比べたら全然良くないんだよな…」と心の中では思っていても、その商品を売るしかないサラリーマンとは違って、本当に良いものを紹介することができるんですね。
自由度が高い分、「何となく良さそう!」と選ぶのではなく、しっかりとした基準に基づいて商品を選定していくことが必要です。
では商品選定のコツを早速説明していきましょう!
Contents
1、ミニサイトの商品選定で重要なたった一つの本質
稼ぎやすい市場と自分の興味の掛け合わせで参入するジャンルが決まったら、そのジャンルの中で特に買ってもらいたい商品を決めていきます。
でもアフィリエイトできる商品を実際に見てもらうとわかるのですが、ジャンルを絞ったとしてもめちゃめちゃ多くの商品があるんです。
この中からサイトでの一押し商品を選んでいくことになるのですが、商品選定で覚えておいてほしいことは一つだけ。それは、
売れるものしか売れない
ということ。
どういうことかというと、売れない商品はいくら紹介しても売れないのです。反対に売れる商品は多少強引な薦め方をしても成約に結びつきます。
例えば青汁を例にとってみます。青汁はアフィリエイトで売れていたジャンルなんですが、どんな青汁でも売れていたかというとそうではありません。
テレビCMが流れていたり、雑誌で紹介されたものなど、青汁の中でも決まった青汁しか売れないんです。ということは、アフィリエイトを行う商品を選ぶ際には、闇雲に選ぶのではなく、既に売れている商品を選ぶということを徹底していくことが大切なんです。
アフィリエイトの本質は売れる商品をさらに売るということだと覚えておいてください。
2、アフィリエイトで売れる商品の探し方
売れる商品をどうやって探していけばいいのかについて詳細に説明していきますね。
商品選びでつまずいてしまう人も多いのですが、これから紹介する方法を使えば手に取るように「売れている商品」を選ぶことができます。
具体的には以下の2ステップで探していきます。
- ライバルサイトの商品をまとめる
- 本当に売れる商品か自分で確認
まずはざっくり売れている商品の候補をライバルサイトから抜き出し、それが本当に売れる商品かどうかを自分で確認していくという流れになります。
3、ライバルサイトの商品をまとめる
まずやるべきなのが、参入するジャンルのライバルサイトがおすすめしている商品をまとめていくこと。
一言で言えば、他人のふんどしで相撲を取るような方法で、ざっと売れてる商品の当たりをつけていきます。
「○○+ランキング」で検索
どのアフィリエイトサイトも上位表示させることを狙うキーワードが
- ランキング
- おすすめ
- 比較
これらのキーワードで上位表示させれば、黙っていても売れるのでからみんなが狙う人気のキーワード達なんです。
これを逆手にとりましょう。
「○○+ランキング」で検索するとアフィリエイトサイトがいっぱい出てきます。「○○」に入るのは、例えば「転職エージェント」とか「マッチングアプリ」とか「オールインワンゲル」とか悩みを解決してくれるアイテムの総称です。
簡単に言えば、そこで紹介されている商品が売れている商品です。
10〜20サイトほどザッと見てもらえばわかると思うのですが、順位は違うかもしれませんが大体紹介されている商品って同じなんですよ。
理由は単純で、どのアフィリエイトサイトも収益を最大化するために、売れる商品を紹介しているからです。
出てきた商品をエクセルにまとめる
ライバルサイトの調査で出てきた案件については、エクセルにまとめていきます。
後々その商品の特徴や報酬単価などを付け足していくことで、サイトを作る時に役立ちますし、商品の調査漏れを防ぐことができます。
4、本当に売れる商品か自分で確認
ライバルサイトで紹介されている案件が「売れている商品」と考えることができるのですが、これだけだと本当に売れているのかはわかりませんし、商品ごとの優劣も付けられませんね。
なので、まとめた案件について一つずつ「本当に売れている商品」かどうか、自分で確認していく作業をしていきます。
とは言っても何を確認すれば良いかわからないと思いますので、私が商品を選ぶ時に確認しているポイントを紹介していきます。
- EPCが見れる商品の場合
・EPCが50以上ある商品か - EPCが見れない商品の場合
・報酬単価が1,000円以上か
・販売ページがしょぼくないか
・スマホ対応しているか
EPCが見れる商品の場合
「EPC」って聞きなれない言葉だと思いますが、簡単に言えば「1クリックあたりの収益」のことです。
このEPCが高ければ高いほど、1クリックあたりの収益が高い、つまり売れていると判断することができます。
売れている商品と売れていない商品の分かれ目として、僕がルールとして置いているのが「EPC=50」という数値。EPCが50以上あれば掲載する価値があると判断していきます。
EPCは「1クリックあたりの収益」と考えておけばOKですが、もっと正確に言えば「報酬単価を実際に売れるまでにかかる平均クリック回数で割ったもの」です。
【商品単価】
- 商品A:5,000円
- 商品B:3,000円
【売れるまでの平均クリック回数】
- 商品A:100回
- 商品B:30回
【EPC】
この場合、商品Aと商品BのEPCは以下のように計算することができます。
- 商品A:5,000円÷100回=50
- 商品B:3,000円÷30回=100
商品単価は商品Aの方が高いのですが、どちらが売れる商品かと言えば商品Bです。商品Bの方が期待値が高いので商品Bを推していく方がサイト全体の収益は高くなります。
ASPのA8.netでは「広告リンク作成」の際に、以下のところでEPCを確認することができますよ。
EPCが見れない商品の場合
売れている商品かどうかが一瞬でわかる便利なEPCという指標なんですけど、ASPによっては、実績をあげないとEPCが見れないところもあります。とても不便。。
A8.netであれば初心者でも見ることができますが、それ以外のASPが扱っている商品を調査する際には、別の方法で、EPCが高そうな商品を選んでいかなければなりません。
その際には以下の3つのポイントを確認していきましょう。
- 報酬単価が1,000円以上か
報酬単価が1,000円以上かどうかは必須確認ポイントです。あまりに報酬単価が低いものを扱っても収益はなかなか伸びていきません。報酬単価が安いということはEPCも低くなるのが一般的ですので、まぁ報酬単価の低い商品はどんなに魅力的に思えても避けていった方が無難でしょうね。 - 販売ページがしょぼくないか
販売ページを見て、自分が買いたいと思えるページになっているかを確認しましょう。販売ページがしょぼいと売れないですからね。しっかり作り込まれていて、キレイなサイトの方が圧倒的に売れやすいです。また電話番号がデカデカと記載されているような販売ページも当然ながらNGです。電話で問い合わせされてしまったら、せっかく買ってくれても僕たちの報酬にはなりませんからね。
- 販売ページがスマホに対応しているか
サイトを訪問してくる人の7割くらいはスマホからアクセスしてくる時代。スマホで販売ページを見たときにデザインが崩れていたり、スマホに対応したページになっていないと「うわっ!見辛い!」と一瞬で離脱されてしまいます。今の時代に販売ページがスマホに対応していないような化石商品は売れない可能性大なので、販売ページは抜かりなくスマホでも確認しましょう。
5、商品選定まとめ
商品選定のおさらいとして、ここまで説明してきたことをまとめます。
- 確固たるルールに基づく商品選びをしよう!
- 商品選定のコツは売れる商品を選ぶこと
- 売れる商品を探す2ステップ
- ライバルサイトの商品をまとめる
・探し方は「○○+ランキング」「○○+おすすめ」
・出てきた商品をエクセルにまとめておく - 本当に売れる商品か自分で確認
・エクセルにまとめた商品を一つずつチェック
・EPCが50以上の商品か
・販売ページがしょぼくないか
・報酬単価が1,000円以上か
・スマホ対応しているか
- ライバルサイトの商品をまとめる
ライバルサイトが取り扱っている商品をまとめて、その中から実際に売れる商品かどうかをチェックしていく、そんな流れで商品選定をしていくと効率的に推すべき商品がわかります。
本当に売れる商品を推すか売れない商品を推すかで全然反応が違ってくるので面白いですよ。
まずは「稼ぐ」という成功体験を早めに達成するためにも売れる商品を扱うようにしましょう。