- ストレスが溜まる原因を6つに分類して解説!
- ストレスが溜まった時に取るべき行動をわかりやすく解説!
- この記事を読めばちょっと気持ちが楽になるかも!
「経理の仕事が辛くなってきた…」
「ストレスが溜まってきた…」
経理は数値の集計だけやってれば良いんでしょ…と思われがちですが、ストレスが溜まりやすい職種です。
ストレスが溜まってきたけど、どうやって対策すれば良いかわからない。そんな人のための記事を書きたいと思います。
この記事を読めば、経理で溜まるストレスをどのように発散させていけば良いのかがわかるようになります。
実際俺の周りでも精神的に辛くなって体を壊してしまった人を多く見てきたからね。
結論から言いますが、ストレスを感じた時にとるべき行動は次の通りです。
- ストレスの原因を把握する
- その原因を解決できるか考える
- 解決するのが困難な場合には転職する
後で詳しく書いていきますが、経理で転職行うことは決して「逃げ」ではありません。むしろキャリアアップしていくことも可能です。
今経理をしていて辛くて悩んでいる人はぜひ最後までお読みください。
Contents
経理でストレスが溜まってしまう理由6つ
なぜ経理はストレスが溜まりやすいのでしょうか?
その理由としては主に以下の6つが挙げられます。
- 会社が経理を軽視している
- 細かい数値の管理が性格的に合わず苦痛
- 日々同じことの繰り返しで将来のキャリアプランが心配
- 仕事をちゃんとやっても正当に評価されず給与にも反映されない
- 経営陣や営業部門からのプレッシャーが強い
- 職場の人間関係が上手くいかない
経理自体の仕事でストレスを抱える場合と、人間関係でストレスを抱える場合があります。
会社や個人によって色々な原因があると思いますが、大きく分けると上記6つの理由であることが多いです。
まずはどんな原因でストレスが溜まってしまうのか見ていこう。
ストレスの理由1|会社が経理を軽視している
経理は会社の屋台骨を支える重要な機能を持つ部門にも関わらず、会社によっては軽視していることがあります。
企業文化みたいなもので、以下の2つにキレイに分かれます。
- 経理の力が強い会社
- 経理の立場が弱い会社
経理は営業部門と異なりお金を稼ぐ部門ではないことが軽視されている理由です。
しょうがないと思いつつも、経理が好きな人であればあるほど、このような扱いにストレスを感じてしまいます。
経理の立場が弱くストレスが溜まる場合には、今の会社に見切りをつけることも一つの手です。中には経理の力が強い企業もたくさんあります。
会社を変えることで、このようなストレスから解放され、だいぶ働きやすくなるはずです。
ストレスの理由2|細かい数値の管理が苦痛だ
ストレスが溜まる原因として、細かい数値を扱う作業自体が向いていないこともあります。
経理はどうしてもパソコンに向かう時間が長いです。特に管理職になるまでは数値の集計作業や分析作業がメインになります。
経理は性格によって向き不向きが出やすい職種。どうしても合わないと思ったら違う職種へキャリアの方向性を切り替えることも検討しましょう。
現役経理が経理に向いている性格を解説|向き不向きがある!向いてない場合の対策も紹介どうしても向いてないと感じる場合には経理から他の職種への転職を考えるべき。経理知識・経験を活かして働ける転職先はたくさんあります。
経理から異業種への転職先9選!経理の知識・経験を活かして働ける業界とは?また、同じ経理でも細かい数値の集計ではなく頭を使った仕事も増えてきています。いずれにしてもどのような業務があるのか転職エージェントに相談してみることから始めると良いです。
ストレスの理由3|日々同じことの繰り返しで将来のキャリアプランが心配
業務によっては毎日ルーティン業務を繰り返すのみでつまらない。
スキルや経験が身についている気がせず、将来が不安で強いストレスを感じる人がいます。
将来が不安…とまで思っていない人でも「漠然とした不安」があり、このままではいけない気がすると心の中で感じている人は多いでしょう。
経理での明確なキャリアプランが描けず苦しんでいる人は少しでも何かを変える行動をしてみましょう。
- 自分は何がしたいのか?キャリアプランを一度考えてみる
- そのキャリアプランを達成するためにやりたいことを考えてみる
- やりたいことをチャレンジさせてもらうよう会社に伝える
キャリアプランが考えられない場合には経理のキャリアに詳しい「MS-Japan」のエージェントに相談してみるのも良いです。一人で抱え込まず色々な視点を取り入れながら本当にやりたいことを見つけていきましょう。
また、やりたいことが実現できないと感じる場合には他の会社への転職も検討すべきです。
ストレスの理由4|仕事を正当に評価されず給与にも反映されない
経理は成果が見えづらい職種です。
そのため仕事を一生懸命やっているのに、正当な評価がされずにストレスが溜まることがあります。
- 営業→どれだけ売ったかで成果が見える
- 研究開発→どれだけ研究を進めたかで成果が見える
- 購買部→どれだけコストを削減できたかで成果が見える
このように成果が目に見える仕事と違って、経理での成果は見えづらいです。
どれだけ頑張っても大して評価されず給与にも反映されないということで、モチベーションが下がってしまいます。
そうなるとストレスがどんどん溜まっていくんだ。
が、一番のオススメは「経理は評価されにくい」ということを受け入れた上で、給与の高い会社に転職すること。
評価がそこまで高くなくても将来に対する不安は消えますからね。
ストレスの理由5|経営陣や営業部門からのプレッシャーが強い
会社によっては、経理が経営層や営業部門からのプレッシャーを強く受けることがあります。
- 経営層→数値目標達成のためや損失が出てしまう会計処理に対する「どうにかならないの?」
- 営業部門→営業部が取り組んでいる案件について「会計処理はどうなんの?」
立場が弱いとこのようなプレッシャーをドンドン受けるはめになります。
そして会計処理が間違っていようものなら烈火のごとく怒られる…。
強いストレスがかかるから精神を病んでしまうんだよ。
そんなブラックな環境はすぐに抜け出して、そこまでプレッシャーのキツくない会社に移った方が良いでしょう。
ストレスの理由6|職場の人間関係がうまくいかない
これは経理に限った話ではないですが、職場の人間関係がうまくいっていないと非常に強いストレスがかかります。
特に経理は外回りもなく、基本的にオフィス内で仕事をするので、職場での人間関係によって働きやすさはガラッと変わります。
- 仕事が辛くても人間関係が良好で和気あいあいな職場
- 仕事は楽だけど人間関係が最悪な職場
この2つでは前者の方がストレス度合いは低いです。
つまり、職場の人間関係がモチベーションや働きやすさ、やりがいにつながるというわけです。
経理は中々周りで働く人が変わるわけではありませんから、一度壊れてしまった信頼関係を築きなおすのはかなり難易度が高いです。
ストレスが溜まって爆発しそうになった時に取るべき対策
経理をやっていて強いストレスが溜まってしまった…爆発しそう…そんな時には対策を取りましょう。
体や精神を壊してしまっては何にもなりません。
ストレスに対処することは決して逃げることではないから!
ストレスを感じた時は以下の行動をとりましょう。
- ストレスの原因を把握する
- その原因を解決できるか考える
- 解決するのが困難な場合には転職する
まずは今の職場でストレスとなっている原因を取り除くことができるか考えます。ストレス原因を取り除くことができない場合には転職しましょう。
大体のストレスは転職で解消することができます。
でも現状のまま何も手を打たずにストレスで身を壊すくらいなら転職すべき。
まずはストレス原因を把握して解決できるか考える
まずは「ストレスの原因は何だろう」と冷静になって考えてみましょう。これは安易な転職を避けるためにも必要なプロセスです。
ストレスの原因が見つかれば次のステップに進めます。
- ストレスの原因が解決できる→今の職場での行動を変える
- ストレスを解決できない→転職でストレス要因を避ける
自分のストレス要因を良く考えてみましょう。
自分が行動を少し変えれば、ストレス要因が無くなりそう…というアイデアが湧くのであれば、今すぐそのアイデアを実行に移しましょう。
しかし、どう考えてもストレスを解決するのは今の職場では無理、あるいはものすごいエネルギーが必要ということであれば、転職を検討しましょう。
経理は転職することでキャリアアップ+給与アップも狙える
転職というとネガティブなイメージがまだまだありますが、終身雇用の時代は終わって転職することは一般的になっています。
特に経理は転職する人が多い職種です。
- 経理は共通の会計ルールに基づいて行われる
- 経理は経験やスキルが求められる
- 経理はどの会社でも必ず必要
経理はこのような特徴があるので「つぶし」が効きやすく、他の会社に移っても活躍しやすい職種だからです。
それだけではなく、転職することでキャリアアップができる魅力的な職種です。
転職することで、今の職場で得た知識や経験を活かしながら、新しいキャリアに挑戦することができるのは大きなメリット。
例え転職理由は後ろ向きであっても、今の仕事の延長線上で仕事ができること、給与アップも見込めるので、後悔する可能性は他の職種より低いです。
経理以外の職種でも経理の知識は活かせる
ストレス要因が「経理自体に向いていない」という場合もあります。
経理を経理を辞めて他の職種に転職したいと考える人もいるでしょう。
経理経験があれば、財務部やIR、経理企画などほとんどの管理部門に転職できます。
また、会社管理などをする必要がある商社の営業部門などでも経理の知識は存分に活かせます。
- 会計コンサルティングファーム
- IR部門
- 経営企画部門
- 営業職
- ベンチャー企業のCFO候補
- 会計システム会社
- 開示支援会社
- 会計事務所
- 日系海外子会社の現地採用
経理に魅力を感じなくなってしまった人は、どのような求人があるかだけでも見てみる価値はあります。
経理から異業種への転職先9選!経理の知識・経験を活かして働ける業界とは?まずは転職エージェントに相談してみよう
- 経理でストレスが溜まりやすい理由6選
・会社が経理を軽視している
・細かい数値の管理が苦痛だ
・日々同じことの繰り返しで将来のキャリアプランが心配
・仕事を正当に評価されず給与にも反映されない
・経営陣や営業部門からのプレッシャーが強い
・職場の人間関係がうまくいかない - ストレスが溜まった時の対処法
・まずはストレス原因を把握して解決できるか考える
・経理は転職することでキャリアアップしていく特殊な職種
・経理以外の職種でも経理の知識は活かせる
経理でストレスが溜まる原因とストレスが溜まった時に取るべき対処法を紹介しました。
耐えられないくらいストレスを感じたらぜひ参考にしてみてください。
- 今の会社ではストレスが溜まるばかりなので別の会社に移る
- 経理自体が向いてないので別の職種に移る
いずれにしても、まずは転職エージェントに相談してみると良いです。
何度も言いますが、安易な転職は止めるべき。でも、必要以上に転職に不安を抱くのも良くありません。
転職は今の環境を一瞬でリセットできます。また、経理で得た知識を活かして転職をすることで給与アップ・キャリアアップもできます。
おすすめの転職エージェントを貼っておきますので、一度相談してみてくださいね!(電話面談などオンラインにて相談可能です)
- MS-Japan:経理に強い転職エージェント
【公式】http://www.jmsc.co.jp - DODA:幅広い案件から選べる
【公式】https://doda.jp - JACリクルートメント:年収アップならココ
【公式】http://www.jac-recruitment.jp